書家・筆じめっせい字屋 芭弥汰句(ハヤタク)

言葉の力、アートの力で人の心を変えていきたい。心のスイッチを入れる言霊筆で綴ります。

人は一人では生きられない~北海道胆振東部地震に思ったこと

time 2018/09/11

9月6日の夜が明ける前の3時過ぎ北海道で大きな地震があった。

めったに揺れることの無い旭川周辺でも震度3~4という大きな地震だった。

地震の最中に横で寝ていた奥さんに起こされた。

確かに揺れている。

寝ぼけた頭がだんだん鮮明になってきた。

あ、やべぇ。タンス倒れたら死ぬな・・・。

と思ったぐらいに揺れが収まった。

数分後、いつもカーテンの隙間から差し込む街灯の光が消え真っ暗になった。

外に出ると街中が真っ暗だった。

一番明るいのが月の光だった。

見上げると星が異常に綺麗だった。

その時は停電がこんなに長く続くとは思わず布団に戻った。

しばらく寝付けなかったけど少しだけ寝て朝を迎えた。

まだ電気は復旧していなかった。

物置からBBQの時に使っていたラジオを出してきた。

あとはスマホだけが頼りだった。

停電はしばらく続くという情報が流れてくる。

数時間するとスマホの電波も弱まり通信はほぼ難しい状態になり、かろうじてタイミングによって時々つながる程度だった。

ちなみに家の電話はひかり電話なのでモチロン通じない。

外へ出て裏の大きな通りへ行くと信号が全て消えていた。

しばらくすると近くのスーパーとドラックストアには今までに見たことの無い行列が出来ていた。

買物はあきらめた(笑)

断水の可能性も考え風呂場と鍋に水を貯めた。

今日は仕事にならないなと仕事はあきらめた。

こんな時は無駄に動くのはやめておきラジオに目を傾け、時間つぶしに本を読んだ。

暇だった。

スマホを見ると、本を読むを交互に繰り返していた。

こんな暇なのは久しぶりだった。

夕方、暇を持て余し自転車で神社に行ってみた。

帰りにコンビニの行列が無くなっていたので物珍しさで真っ暗なコンビニに行ってみた。

棚にはほとんど何も無かったが適当に売れ残りを買って帰り、冷蔵庫の残り物と一緒に食事をした。

停電は日をまたぎ夜中まで続いた。

少しだけ安堵して眠りについた。

結局、ウチに周辺は停電だけでさほど被害は無かったが停電のおかげで震災らしさを経験できた。

ありがたい経験をさせてもらったと思う。

停電の最中に全国の友人からメッセージなどが届いてありがたかった。

震災の時の備えや、いざとなったら物資などを送ってくれるという申し出もあった。

こんな時に役に立つのは最後は人のご縁だなと思った。

近所のスーパーで並んで買い占めたところでたかがしれているのだ。

買い占める気も無いけど。

最悪、誰かを頼ればどうにかなると思ったら安心だった。

普段からどんな縁に生きているかは大事だなと深く思わされた。

もちろん物の備えも重要だけど、どんな人付き合いをしているかはもっと重要なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

したっけのー

 

 

 

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芭弥汰句

ハヤタク

ハヤタク

職業:書家、デザイナー、WEBプランナー
何だか元気の無い世の中になってませんか?大人たちは未来に悲観し、子供たちは夢を持てない。特に北海道にいるとそう感じざるを得ません。一人一人の気持ちが変われば世の中は少しづつ変わっていくと信じています。そのためにみんなの心のスイッチを入れたい!そんな思いで筆じめっせい字屋として活動しています。
書筆、筆ペンなどを使った絵も書いてます。
北海道内で各種イベントなどで書き下ろししてます。。
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