2022/01/07
焼鳥は加減の料理だと思う。
モチロン材料に拘るにこしたことはないが、スーパーに売っている東南アジア産の
冷凍焼鳥を普通に塩かけて炭火でなんとなく焼けばそれなりに旨い。
子供の頃の晩御飯で、母親が焼鳥風に鶏肉を小さく切って串に刺してグリルで
焼いたものを夢中で食べたものだ。
お祭りの時も一本数十円の当時なら何をぶち込んで作っていたんだろうと今考えると
恐ろしいドロドロのタレにつけて出される焼き鳥をくわえながらふらついていた子供時代を
思い出す。(当時の実家の前にお祭りの露天が並んでいた。)
そう、焼鳥は何となく作っても何となく旨い。
だから、お店で食べても美味しいとは思うけど、それ以上は心に残らないことも多い。
豊岡にいつも混んでいる小さなお店がある。
他も美味いがとにかく焼き物が美味い。
材料にも拘っているんだろうが大きさ、焼き方、味付。
過不足無く良い加減なのだと思う。
モノゴトは加減が大事なのだ。
大根も美味かったけどね。
したっけの。