2022/01/07
もし、あなたが人生を変えたいと思っているならどこかで新しい道を選ばなければならない。
だけど大抵の人にとって想像もつかない世界に一歩踏み出すということは難しいことなのだ。
人並みに生きていれば人生の節目節目には新しく踏み出さなければならない時があるだろう。
学校の卒業だったり、就職だったり、転勤だったり、リストラだったり、定年退職だったり、結婚だったり、離婚だったり。
そんな時でなければ変わろうすることは難しいものだろう。
今の状況が嫌ならば踏み切れるかもしれないけど、今の居心地が普通以上なら尚更難しい。
今を守ろうとするのは人間の本能なのではないかと思う。
しかし、踏み出してみたら案外思ったほどではなかったり、大きく生きる世界が広がったりする。
踏み出したものにしか見えない世界があることを知れば大きな勇気になるだろう。
さて、悪く言うとダラダラと人並みに普通の社会人として過ごした私は30歳を手前に心のモヤモヤが募っていた。
自分を変えて成長してきたといっても今一歩の勇気が無かった。
若い頃は海外に憧れをずっと持っていて色々想像していたけど海外に出てみることは一度も無かった。
小さな変化でも凄く凄く勇気を振り絞って行動に移していた。動かざるを得ない時が来るのをずっと待っていた。
就職してから2回目に転職した会社は居心地が良かったので数年いたのだけれどもバブルが終わり公共事業の激減により古い体質の爺どもが事業転換ができずに傾き始めた時に不安になっていった。
このままじゃ不味いと思い始めた時に目の前にあったのが当時世の中に広く普及してきたパソコンとインターネットだった。
侍魂が流行っていた。個人サイトのBBSが流行っていたそんなころ。
これならできそうな気がした。
いよいよ会社がヤバくなってきたのを機に思い切ってWEBの会社に転職した。
そこから色々あって4年ほどで2社ほど経験する。
そのあいだに独学でWEBとデザインについて勉強しナントか仕事としてやれるスキルが身についていった。
もっとこっちの世界でやっていきたいと思うようになった。
そんな時に当時イケイケだったホリエモンの本に出会う。
同じ歳で余りにも違う生き方に衝撃を受けた。
大学時代にホームページを作る会社を起業してインターネット系の大企業を買収するというところにその時自分がやっていることにリンクしたのだと思う。
本の内容は正直どうなのという感じだったけど受けた印象は強烈だった。
それまでは好きな道を選択したはずだったけどまだ会社に縛られる道を選んでいた。
もっとやりたいことをやろうと思った瞬間だった。
それから当時いた会社の社長と意見の相違があったことから会社を辞め独立をする。
目の前の仕事を捕まえて何とか食つなぐ日々。
そんな時に、友人に連れられて行った講演会で中村文昭氏に出会う。
心を掴まれてお前は何をやっているんだと言われているようだった・・・。
つづく。
したっけの。