夢は何？何になりたいの？っていう愚かな問いかけについて

 

いつからか今の子供たちには夢が無いのが駄目なんだ、子供に夢を持とうという声高に言われる世になりはしたが、その割には大人は子供に「大人になったら何になりたいの？」なんて言う愚かな問いかけをするのは変わらない。

 

昔は自分の周りの現実と、作り物のマスメディアしかなかったから、こうなりたいって言うのは良かったのかもしれない。

 

でも、今は素人思えば情報は溢れ知識だけ頭でっかちになり、それが未来への壁になってしまう世の中なのだ。

 

しかも、個人の書き込みが多くなる性質上、上手くいかない情報のほうが多くなるものなのだ。じゃなければ、想像もつかないようなお花畑の夢物語ばかり。

 

人は何かをなすことをゴールにしがちだ。

 

いい学校に入りたい。一流大学に入りたい。公務員になりたい。弁護士になりたい。プロスポーツ選手になりたい。社長になりたい。医者になりたい。とにかく就職したい。恋人が欲しい。結婚したい。お金持ちになりたい。・・・。

 

もちろん、そう思うのは素晴らしいことだけど、大切なのは何をやりたいからそうなりたいということではないか。何のためにそうなりたいかではないだろうか。

 

何になりたいかは、何をやりたいかがあってこそのこと。

 

何になりたいかはその時々で変わってもいいことなんだと思う。

 

それができれば子供のころからだけじゃなく、歳をとっても夢を見ることができるはず。

 

なりたい自分ではなく、やりたい自分を見つけよう。

 

 

 

 

 

 

 

したっけの。