2022/01/07
さっぽろ雪まつりで市民雪像のコーナーがある。
そのなかで、あんまん雪像がちょっとした人気らしい。
写真で見たが他の頑張って作った感のある雪像と違ってその雪像はただの丸だ。
ではなぜ注目されたのだろう。
まずはちゃんとした雪まつりというイベントなのにふざけた、ただの丸い形というところ。本人たちは本気なのかもしれないけど見る方はそう受け取るだろう。
きちんとした理由とプレゼンがあればそんなことも可能といういい例だ。
そして、題名とキャプションが洒落ている。これは検索してみてください。ちょっと面白さをプラスしている。モノゴトには説明が大事ということだ。
そしてそして、作ったのが北海道大学恵迪寮というところだ。大人ならこれほど発信できなかっただろう。大学生だから自身が、友達が、知り合いが、恵迪寮を知っている人が面白がって写真を撮ってインスタに上げる。ツイッターに上げる。同じように大学生が拡散する。大人ではこうはならない。
ある程度ネットで注目されるとワイワイと見た人が飛びつく現象が起きる。
昔では考えられなかったことだ。
そして大したものでなくても注目を浴びる。
今が凄いものが注目されるのではなく、上手くやったものが注目されるのだ。
クオリティや感動はその次になりそれらは持続する要素でしかない。
でも、多くの人は凄くないと世の中に出すことをためらう。
そしてイザ出したころには時すでに遅しになってしまう。
こんなに凄いものを持っているのどうして上手く行かないんだろうというものは沢山ある。
いっぽうで大したことのないものなのにどうしてこんなに注目されるのだろうというものも沢山ある。
あなたがもし発信者ならどちらなのか。
もし上手くいかないならそんなことを考えてみてもいいかもしれない。
人は自分の思考からはみ出したものに心動くんだ。
したっけのー