2022/01/07
オンラインで友達になった方の投稿で心を打つ動画が送られてきた。
それは、フィギュアスケートのメジャー大会でのショートプログラムでの史上最低点数の選手の動画。
2016年のインドのジュニア選手のショートプログラムの演技にて3.02点だったそうだ。
フリーの10点ほどと合わせても約13点。
羽生君の最近の総合得点は300点オーバーするほどなのでその差がいかにあるか分かるだろう。
でも彼の演技は人の心を打った。
彼は当時スケートを初めて1年ほど、スケート場がなので練習はローラースケートで、そんな状況でコーチなどついてるはずもなく振り付けは自己流。
まともな練習などできないはずで当然ジャンプは全て失敗。
でも何となく飛んでいるのではなく守りに入らずチャレンジして失敗しているのが見てとれる。
そして彼は滑ることの喜びを楽しんでいた。
だからそんな彼を観客も応援した。
心を込めて挑戦する姿は心を打つのだ。
良かったら彼の演技を見てみてほしい。
普通考えたら周りにスケートリンクも無いのにフィギュアスケートの国際大会に出ようなどと考えないだろう。
でもそれは出来ない理由をついつい考えてしまっていることを私たちに気づかせてくれる。
彼はできると思ったからその舞台に立つことができた。
結果ではなくそこで得たものは物凄く大きいだろう。
できない理由を言わない。
彼の演技はその大切さを改めて考えさせてくれた。
したっけのー