2022/01/07
「事実は一つ、解釈は無限」って言う言葉があります。
好きな言葉です。
でも俯瞰で見るとか、いろんな解釈の仕方をしてみなさいって難しいんだよね。
だからとりあえず今感じているところの反対側から見たらどうなるか考えて欲しい。
そしたらきっと自分の考え方が狭くなってることを感じると思う。
中学生の時にこんなことがあった。
英語の教科書に昔話の話があってその冒頭が「Long Long Ago」だったんだ。
日本語で言えば「むかーし、むかしあるところに・・・」を英語に訳しているわけなんだけど。
そのころ私はコンプレックスの塊でそのころに急激に成長し始めたアゴにもコンプレックスを感じていた。
モチロンバカにもされていたからね。
そんな時によりによって朗読は私の番で。
「ロングロングアゴ―」って読むわけで。
もちろん教室は苦笑と言うか、微妙な笑いが起こるわけ。
もうさ、恥ずかしくて仕方なかった記憶があるんだ。
なんだか辛い思い出でそれ以降はあまり覚えていない。
そして、時が過ぎ、数か月前か、とにかくごく最近だ。
ポットキャストのラジオで流れてきた話でそれとまったく同じ話をしているんだ。
その人もアゴがしゃくれてて、中学校の英語の朗読の時にあてられて、「ロングロングアゴ―」って読んで笑いが起きたそうなんだ。
でも、その人は連呼してふざけたらしい。
彼はそこで爆笑を誘いクラスのスターになった。
その話を聞いて泣いた。
愚かなのは自分のほうだった。
モノゴトは反対に捉えることで好転させることができるかもしれない。
日ごろから違う見方ができたらひょっとしたら人生が変わってしまうようなことにだってなってしまうんだ。
ちょっと嫌だなって思うようなことも見方を変えてみたら違う結果になるかもしれないよ。
モノゴトは沢山の見方ができるかもしれないけど、まずはその時思ったことを違う見方があることも思い浮かべてみよう。
プラスに捉えられたらきっと未来は好転するから。
したっけのー