2020/10/13
前に別な単行本を読んでいて、面白かったので古本屋で見つけて購入。
臨床医が長年の体験の中で人の生と死に向き合った記録であり、数々のスピリチュアルな体験の話もある。
人の魂の話に、死後の話。
近代日本は目に見える世界だけを信じるように教育され、それが実際の想いとの差に苦しみ心を病む原因にもなっているかと思う。
古くからあった宗教観が取り除かれ日本人は迷走するようになった。
彼の話が本当かどうかは本人にしか分からない。
しかし、少なくとも僕が想い、信じていることとは大半が合致する。
いつかは人は死と向き合わなければならない。
それが終わりじゃないと想像できるなら生き方も変わってるのではないか。
それで終わりだと思って割り切れる人はいいだろう。
でも少なくとも僕はそうじゃない。
死んだら終わりだなんて思いたくはないのだ。
それでその人の不安が一つ割り切れるならそれでいいのではないか。
信じる者は救わるから。
したっけのー