2022/01/07
娘が進学校の高校に行っていて、なまじかな気持ちでノリでPTAなんかやってるので進学の話がよく聞こえてくる。
特に秋になると受験生は大詰めらしく色んなことが忙しいようだ。
ウチの教育方針としては進学校に行ってるくせに大学がどうのこうのにコダワリが無く、好きなようにしようというスタンスだ。
もちろんお金の問題があるので子供は出来る範囲で最善のことを考えているようだ。
まあ、僕としては大学なんて行かなくても別にいいし、就職だって急ぐことは無いと思っている。
それよりもやりたいことを如何に未来に実現するか、今をどれだけ充実した楽しいものにするかの方がよほど口は出す。
これからの話、日本が世界がどう進んでいくかなんて分からないのだ。
それほど世の中は変化している。
それなのに大人の思考が古いままのせいで子供が洗脳されてしまっていることが問題だと思っている。
そのために進学校の子供たちはよりいい大学、よりいい就職先を探して四苦八苦しているようだ。
明確にそうなりたいというものがあるのなら努力すべきだけど、ネームバリューだけでそこを目指す行為が愚かにしか思えない。
そこに行って無駄に自慢できる肩書を手に入れたところで自分に合わなければ自らを縛り付ける重りになってしまうことだろう。
そのことに気づかず、もしくは分かっていても上を目指させる空気感は、勝ち負けの気持ちが生まれ、差別意識を生み結果不幸な人を生み出す。
学校がこうでは日本ではまだしばらく引きこもり、ニート、うつ病、自殺の問題が減っていくのはだだ先だろうなと思う。
肩書きは自分を守る鎧にしかならない、世の中を立ち回るための武器になるのは人間力だから。
したっけのー