2022/01/07
娘が学校の掃除で「私ばっかりモップがけをしてゴミ取りをしている。いっつもやってない人がいる。ズルい。なんで私ばっかりやらなきやならないの!」と愚痴を吐いていた。
訪問先のある会社でそこの社員の方との会話で「仕事を楽しめるところはありますか?それがなければ会社の業績を伸ばしていくのは難しい。やらされている感があるとストレスにしかならない。まずは楽しめるところを伸ばすことが大事。」という話しになった。
どちらも本質は同じだ。
やらされてると思うほど人との比較になっていく。
自分以外の思考に動かされている気に段々となってくる。
人は自分が考え判断したことはマイナスなことでも受け取ろうとする。自分の判断を正当化したいから。自己肯定の方向に働く。たとえ自己肯定感の低い人でもそちらに向いていく。
これが同じことでも人から言われたことや相手と比べてやらされてる感を感じることは、特に自分が普段から相手に対して思っている尊敬度が低いほどストレスに感じる。これは相手を否定し、尚且つ自己否定に傾く。
これは潜在意識下行われる。
だから、やらされてる感と他人との比較が合わさると自己否定が潜在意識下で上書きされていく。
まったく同じことでも受け取り方、考え方次第で自分に対する影響が違う。
でも、それに気づかず自分の中にある感情は相手へのものだけだと思い込み、知らず知らずに自己否定してしまっている人が多い。
「頼まれごとは試されごと」なのだ。
自分が受け取っている分には変えることができるだろう。
でも、教える、支持する立場の人は気をつけよう。