八方美人

全ての人に受け入れられることは存在しない。
笑顔で頑張っていても、「強要だ」「違和感がある」なんて言われることもある。
一方で「救われた」「いつもありがとう」と言われることもある。
沢山の人に喜んでもらいたいという気持ちや、嫌われないような行動をしようというのは素晴らしいことだ。
でも、一方を考えるともう一方が上手くいかないことは当たり前だ。
受け入れる側の心の状態と近い時に受け入れられるもの。

過去の僕は嫌われることを恐れて自分を主張することができなかった。当たり障りなく、できれば面倒なことから逃げて、それでいてみんなからは悪く思われないところを選んで生きてきた。
それでいて自分を認めてもらえないことに憤りを感じていた。なんと過去の自分は内気な傲慢な人間だったのかと思う。

自分が正しいと思っているなら、嫌われることを恐れずに発信していかなければならない。
発信の仕方が間違っていたら誰も賛同してくれないかもしれない。
でも、一方的な思いで発信しなければならない時がある。そうやっていくから伝わっていくようになる。
誰にも賛同されなかったからどこか軌道修正していけばいい。
もしくは生きる場所が間違っているのかもしれない。
精一杯主張して、自分を出して、悩んで考えて何かを変えて、また発信する。
そうやって自分を活かせる、成長させてくれるところを選んでいくんだ。

だから、少し拒否されたくらいで自分を主張するのをやめないで欲しい。
勇気を出して発信して欲しい。
自分が正しいと思うなら嫌われることを恐れない。
それがあなたの心を解放してくれるかもしれないんだ。
大丈夫。
どこかに認めてくれる人はいるから。

八方美人はもうやめだ。