書家・筆じめっせい字屋 芭弥汰句(ハヤタク)

言葉の力、アートの力で人の心を変えていきたい。心のスイッチを入れる言霊筆で綴ります。

死ぬということ

time 2019/12/20

友人のJKが彼女の友達が周りで立て続けに親類の不幸があって死に恐れを抱き、弱っているという投稿があった。

JKの友人と言っても誤解なきように。ちなみに僕には男女問わず中高校生、大学生から60代70代までの友人がいる。向こうはそう思ってるかは知らないが。

話しが逸れた。

ということで死生観の話しだ。

僕も子供の頃に死に対してえも言われない恐怖に悩んでいた。

とにかく死ぬことが怖い。夜、寝ているとおかしな夢を見て、夜中に目が覚めて色んな恐怖に襲われる。その中に死に対する恐怖もあった。

いつしか他の日常の悩みに上書きされてその恐怖は薄まった。

でも、死の文字や4を見ると嫌な気分だった。

そして大人になった。

今まで生きてきて、家族親戚、同級生、友人、元会社の同僚など結構な不幸に向き合ってきた。

特に子供の頃の記憶を共有した同級生数人の死はその度に心が締め付けられた。

自死に向き合うと心を病んだ。その件は別に想いがあるのでまた別の機会にしよう。

人の死に向き合う度に自分の死が近づくように感じる。

それに対して焦りはあるが今は恐れはない。

学びを重ねてきたら怖い気持ちは無くなっていた。

人は知らないことが恐れとなり不安となる。

輪廻を信じるようになった。

悩んでも悩まなくても結果はやってくることを知った。

悩むほど悩む未来がやってきて、喜ぶほどに喜ぶ未来がくることを理解した。

先に逝った人たちが寂しさを和らげてくれる。

別な苦しみに死にたくなった時に怖さは和らいでいった。

この世が全てではないことを感じるようになった。

魂を磨くことを意識して生きるようになった。

死んだら分かる事を考えるようになった。

生きることを楽しむことにした。

すべては意識の中にあることを感じるようになった。

生きさせられていると感じるようになった。

必要なら明日も生きているだろう。

あらゆることに意味がある。

結果ではない、生きることは生まれた意味を探す旅だ。

死ぬことは生きることを教えてくれるために必要なこと。

大切なのは今を生きる心。

神道では「中今」という。

「中今」の話しはまた今度。

 

 

 

したっけのー

 

 

 

 

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芭弥汰句

ハヤタク

ハヤタク

職業:書家、デザイナー、WEBプランナー
何だか元気の無い世の中になってませんか?大人たちは未来に悲観し、子供たちは夢を持てない。特に北海道にいるとそう感じざるを得ません。一人一人の気持ちが変われば世の中は少しづつ変わっていくと信じています。そのためにみんなの心のスイッチを入れたい!そんな思いで筆じめっせい字屋として活動しています。
書筆、筆ペンなどを使った絵も書いてます。
北海道内で各種イベントなどで書き下ろししてます。。
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