2022/01/07
あなたは誰かを変えようとしていないか。
でも、あなたには変えられない。
自分を変えられるのは自分だけだから。
もし変わったとしたらあなたが変えたのではなく相手が変わることを自分で選んだから。
あなたが変わらなければどうなりたいと思ったところで何も変わることはないだろう。
何かを変えたいなら自分を変えること。
未来がどう変わるかは分からないけど、あなたは自分を変えられる。
あなたを変えられるのはあなただけだから。
コンプレックスの塊の捻くれた性格の青年に育った私だっだがそのままではいけないことは分かっていた。
人並みに女性にはモテたかったし、友人には認められたかった。
いいところの一つも無いような子供のころだったけど、一つだけ強い思いを常に持って育った。
負けず嫌いだった。表面には出せない秘めつつも激しい負けず嫌いだった。いつか見返してやるといつも思っていた。
時々自分の中に覗く父親の性質が嫌でしょうがなかった。
だから、自分を変えなきゃ変わらなきゃといつも思っていた。
自分を変えていつか認めさせてやるといつも思っていた。
前に書いたようにカラダが細く運動能力の無かった私はとにかく体を鍛えた。少ない小遣いはプロテインとボディビル雑誌とバーベルに使った。見た目を変えることでいつしか虚勢を張れるようになった。
子供の頃は自分を外に出せない性格だったけど、弱い自分に負けたくなかったので勇気を出して外に出すように頑張った。どんなに引っ込み思案で人見知りの性格でも出し続けることで慣れるものだ。
性格もとにかく変えるように努力した。この部分は非常に難しいと思う。自分の中でも本当に長い時間を要した。
普段から人には心の在り方は自分で変えられると言っているけど、性格の本質を変えるのは本当に難しい。でも変えられるのだ。
そうやって自分を変え続けて大人になったワケだが人並みにある程度自分を高めることに満足してしまった私は東京に就職するも都会に嫌気がさして短期間で離脱、地元に帰り適当に流されて20代を過ごすことになる。
零細企業の会社員として仕事をし、人並みに遊び、結婚もして子供もできるわけだが、ずっと心のモヤモヤは晴れることは無かった・・・。
つづく。
なんとなく虚勢を張って過ごした高校時代。
このころは自分に自信を持てるようになったため楽しい学生時代を送れた。
不思議と会わないがみんな元気だろうか。
したっけのー