書家・筆じめっせい字屋 芭弥汰句(ハヤタク)

言葉の力、アートの力で人の心を変えていきたい。心のスイッチを入れる言霊筆で綴ります。

今この時を生きよう

time 2020/06/10

「今 この時は 誰かにとって 迎えられなかった 明日」

 

10年くらい前、仕事が迷走していた時期かな(今も違う意味で迷走中かもw)そのころにちょこちょこ仕事をくれたりしてお世話になった人の訃報を聞いた。
孤独死だったらしい。
ここ数年は付き合いがなかったので記憶も薄れかけていたが色々思い出した。
グレーな世界で生きている人で僕から見るとちょっと怖い人だったので余り深入りすることは無かったけど、僕の前ではいつも笑顔だったなと思い出す。
近しい関係じゃなくても自分の人生に関わりのあった人のそんな人の話しを聞くと少しセンチメンタルな気分だ。
でも、お陰で沈みがちでヤル気を失いかけていた気持ちが少し上向きになった。
人の気持ちとは不思議なモノだ。
ちょっとしたキッカケで落ちたり上がったり、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。
でもそれが人間らしさたるところだ。
あの人は芯が強くてブレないって思う人だって内心は揺れているけど、コントロールしたり人前で出さない術を身につけているからだ。
そこから生み出る気持ちや、乗り越えた気持ちが何らかのカタチにして表現できる人がその人の魅力になる。
カタチにしなくても醸し出しちゃう人もいるけど、それはよほどのことや、ある程度、時を越えていかなきゃ出ないモノだし、一種の才能の様なモノだから期待はしないほうがいい。
勘違いしてカッコつけるのはカッコ悪いからね。
多くの人は表現して発信するべきだと思う。
それは多くの人に向けてということだけではなく、自分に必要な範囲でいいんだ。
それは家族かもしれないし、職場かもしれない。
自分を発信することで今を生きられるようになってくる。
「らしさ」っていう言葉はあまり好きではないけど自分らしく生きられるようになる。
今の気持ちを満たすためには自分と自分の周りに生きている人たちとの関係が重要だから。
今を生きよう。
明日は何があるか誰にも分からないから。
最後にワンオクロックの歌の歌詞に出てくる、ジェームスディーンがガンジーの言葉をモジって残した言葉(複雑だなw)を紹介しよう。
“Dream as if you will live forever And live as if you’ll die today”
「永遠に生きるかのように夢をみて
  今日で命が終わるかのように生きよう」
子どもたちが家から巣立ったのを期に家の中を整理してます。
放置していた粗大ごみも処分。
着ない服も処分。
何年も使わないものも処分。
段々家の中がスッキリしてきます。
何だか気持ちもスッキリしますね。
”場が整うと心が整う”の実践ですね。
娘の机をもらってくれたお子さんも喜んでくれているそう。
もったいない精神で使えるものは誰かに使ってもらえるといいと思います。
思い出の詰まったモノが無くなるのは寂しいけど、手放すことで入ってくるものあり。
さあ、何が入ってくるか楽しみです。

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芭弥汰句

ハヤタク

ハヤタク

職業:書家、デザイナー、WEBプランナー
何だか元気の無い世の中になってませんか?大人たちは未来に悲観し、子供たちは夢を持てない。特に北海道にいるとそう感じざるを得ません。一人一人の気持ちが変われば世の中は少しづつ変わっていくと信じています。そのためにみんなの心のスイッチを入れたい!そんな思いで筆じめっせい字屋として活動しています。
書筆、筆ペンなどを使った絵も書いてます。
北海道内で各種イベントなどで書き下ろししてます。。
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