2020/10/13
唐の時代のお坊さん趙州が聞いた。
「如何是道(道とは何でしょう。どんなことでしょう。)」
南泉和尚は答えた。
「平常心是道(普段の心、それこそが道。)」
平常心とは、「平常心を保つ」の平常心というよりも、普段の心がけということ。
普段からの心がけの中にこそ自分の生きている道がある。
人生に大切なことはそこで起きていることや目に見えるところではなく、そこからの心の在り方がどうかに意味がある。
人に起こることは様々だ。
そして、同じ状況下に生きていても感じることは様々だ。
自分の運命に置かれた状況の中で何を感じて生きることができるだろうかが人の生きる道だ。
だから思うとおりに人生になる。
心はエネルギーであり、他人もエネルギーの塊であり、事象もエネルギーの変化によって起きている。
エネルギーの変化によって未来を変えていくことはできる。
だからまず思うことが必要なのだ。
心の在り方があなたの人生の道になる。
したっけのー